二日酔い対策に青汁が効果あり?年末シーズンに活用しよう

青汁は二日酔いに効果があるようです。
年末シーズンなどで飲み会が続く時青汁で二日酔い対策をしてみませんか?
青汁が二日酔いにどのように効果があるのか確認してみましょう。

 

二日酔いとは?

 

そもそも二日酔いとはどのようにして起こるのでしょうか。
アルコールは体内に入ると約9割は肝臓で代謝されます。
その際アルコール脱水素酵素によって毒性を持つアセトアルデヒドに分解されます。
その後アセトアルデヒド脱水素酵素による毒性のない酢酸に分解され肝臓から排出されていきます。
但し飲み過ぎてアルコールを大量に摂取するとその処理が追いつかず、翌日までアセトアルデヒドが体内に残り二日酔いとなるのです。
特に日本人にはアセトアルデヒドを代謝する脱水素酵素が体内に少ないので、比較的二日酔いになりやすいらしいです。

 

二日酔いの時体内では水不足が起こっている

 

お酒には利尿作用があるので水分は尿と一緒に体外に放出されやすくなります。
しかし、肝臓で行われるアルコールの分解には水分が必要です。
それなのにどんどん体外に排出ししまうと水分不足となり肝臓での処理が遅くなってしまいます。
肝臓がアルコールを分解している間は糖分の生成はストップしているので、分解する時間が長くなると低糖が続くことになり頭痛や倦怠感が続いた状態となります。
また、二日酔いの時は脱水症状を起こしている状態です。
水分を補給して状態を改善しなければなりません。
その際ただの水よりも青汁の方がお奨めです。
青汁は水分だけでなく分解処理に必要なビタミンも同時に補給してくれるので、より良く状態が改善されます。
更にビタミン類はアルコールで荒れた胃壁の修復にも効果があります。
胃壁を修復するのはビタミンUやクロロフィルです。
ビタミンUはケール、大麦若葉、ほうれん草、小松菜に豊富に含まれています。
クロロフィルは野菜からもとれますがクロレラなどの海藻に多く含まれるので、最近よく見るクロレラ入りの青汁を飲むと良いかもしれません。

 

二日酔いに対する青汁の効果

 

青汁にはアセトアルデヒドを分解するナイアシンやビタミンC、ビタミンB1が含まれています。
特にケールにはアルコールを分解する時に必要な酵素やスルファラファンが含まれています。
スルファラファンには抗酸化作用があり、美肌、がん予防、ピロリ菌の撃退に効果があり、肝臓で働く解毒酵素の生成を促進して活性させる働きを持っています。
ケールの他にも明日葉や、ブロッコリー、モロヘイヤなどにも比較的多く含まれています。
酵素がアセトアルデヒドの分解をサポートしてくれるので、二日酔いの時はケールの青汁を飲むと良いでしょう。
肝機能が高まるとアセトアルデヒドの分解能力がアップし、低血糖や血液の拡張による二日酔いの症状の改善につながります。

 

二日酔いになってからだけではなく、予防することも大切です。
毎日継続して青汁を飲んで、二日酔いになりにくい身体をつくり年末の忘年会シーズンを乗り切りましょう。